維新派BLOG

忘年会

曇天のだだっ広い砂浜。砂は潮か雨水で湿っている。一面グレー。
何もセットがない。四方を白いPPロープで囲っているだけ。そこに、白シャツに黒半ズボンの維新派の役者が、何人も列をなして、下手から上手に、砂浜の上を四つ足歩行で、後ろ向きにお尻から進んでいく、私は自分の列を自信満々で四つ足で歩いていたけど、歩いているうちに、あれ、、いつもと景色が違うぞ、と一人全然違う場所からスタートしていたことに気づき、やってもうた!ってところで目が覚めた。
台湾から帰ってから、この夢を二回見た。何故だ。冷や汗をかいた。

 

ある日の朝、起きたら寒かったし、仕事が休みだった事に気づいて、もう一度布団に入った。
稽古場で座布団を敷いて、円になって、松本さんと維新派メンバーでミーティングをした。松本さんが、何やら次の公演の面白そうなワクワクする話をしていたのだけど、どうやら私が、あまりに理解出来ていない顔をしていたので、松本さんに「おい伊吹、分かってるか?」と聞かれ、「わかりかねます。」などと答えたら、周りが笑うので、それに助けられた所で目が覚めた。久しぶりに見た松本さんは、少しぽっちゃりしていた。別人のようだった。起きたら無性に寂しくなった。
心残りな事がある。前回の私の担当のブログの夢の話の訂正で、幽霊になった松本さんの夢を見て、松本さんに、『また会おうなぁ』と言われて、嬉しかった。などと書いたけど、『お!またすぐ会えるわ!』とアッサリ言われたかも、と、ブログを載せた直後に思い直した。
すぐ会えるわ!と言われたから、え!直ぐって!私も近々そちらにいくのかしら!!とゾッとして、会えて嬉しかったけど、まず、怖っ!と思って目が覚めたのだったと思う。私の夢なので、大体デタラメなのです。
台湾から帰って来てしばらくは、仕事も始めて、連日あった夜の稽古もなく、アフターファイブに時間があるせいか、ふと寂しい気持ちになっていました。夢を見たのもそのせいかもしれません。
これからも、またこうやって時々、維新派の夢を見るのかもしれないし、徐々に、見なくなるかもしれない。 たまに見れたら嬉しいなぁと思います。

 

台湾高雄での千秋楽、盛大な打ち上げの後、音楽の内橋さんと、帰り際に少しだけお話しした時、「何でも始まったら終わるねん、だから、自分でまた、何かを始めるしかないんだよ。」と言って下さった。(少し違うかも。)
始まって、終わって、また始まる。
寂しいけど、清々しい。

 

伝えたい事は沢山あるけれど、維新派に関わった下さった全ての皆様ありがとうございました。
そして、松本さん。ありがとうございました。

しかし、これで終わりではありません、維新派最後の忘年会があります(身内の話ですみません)。楽しみです!

(伊吹佑紀子)