「ノスタルジア」 舞台遠景画像

ノスタルジア

[note]

「ノスタルジア」 舞台近景遠景画像 港に大きな船型の劇場を建設、<DOCK>と名付けた。松本雄吉が演じる多重人格の男・チョージの帰郷譚を、内在する12の人格が各々に記憶する故郷のイメージのコラージュで描く。

[staff]

演出 松本雄吉
脚本 豊田利晃・高岡茂・松本雄吉
美術 林田裕至
音楽 内橋和久
照明 阿部善郎・柿崎清和
音響 松村和幸・西田敬
舞台監督 大田和司
制作 高岡茂・有田亜李子
 

[cast]

ユタンポ 石本由美
ワッペン 鈴江珠里
コロンブス ドミニク朝吉
ランプ 大林マキ
ホッチキス はやしもみ
ゲッセカイ フルカワタカシ
ムサシ 草壁カゲロヲ
アフリカ 南田和紀
タイサ 稲田藤吉郎
プロペラ 池田剛
ラムネ 徳永圭
オキ いがらしだいすけ
パッキン 岡博史
ジンタン みずちようこ
エンピツ 平野舞
ベッタン 吉岡彩会
サイコロ 西岡雪菜
クリップ エレコ中西
タンク 川村由絵
   
チョージ 松本雄吉
   

[data]

日程/場所

  • 1993年3月25日〜28日/東京・HARUMIドーム21
  • 8月6日〜8日/名古屋・白川公園 野外特設劇場
  • 10月6日〜11日/大阪・南港フェリーターミナル前 野外特設劇場<臨海シアターDOCK>

 

[critic]

密集と散乱、遮断と開放、暗がりと明るみ―こうした極性が、思い切って造形的に強調され、記憶の旅が、どこからどこへいこうとしているのかを観客に強く印象づけた。〜中略〜舞台装置そのものが記憶の構造と類比的であったのだ。その流動に身を任せていると、自分自身の時間の粒子もまた、ころころとあちらこちらに散らばっていく。その輝きを実感させる力が、この舞台装置にはあった。(美術評論家・水沢勉氏)

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