[Story]
物語はワタルの亡き母への手紙で始まります。 ほそい路地、トンネル、坂道。初めて来たはずのこの島に、なぜだかワタルは郷愁感を覚えるのです。 成長したワタルは、ヒルコやカイと出会い、ともに遊んだり喧嘩したりしながら、 “海の学校”で犬島のことや生き物のこと、そして、地球や人類の歴史を学びます。 ある日、教室に水が流れ込み、“海の学校”があっという間にアジアの多島海へと変わると、 ワタルはこの島が経験してきた、遠い記憶を知ることになります。
物語はワタルの亡き母への手紙で始まります。 ほそい路地、トンネル、坂道。初めて来たはずのこの島に、なぜだかワタルは郷愁感を覚えるのです。 成長したワタルは、ヒルコやカイと出会い、ともに遊んだり喧嘩したりしながら、 “海の学校”で犬島のことや生き物のこと、そして、地球や人類の歴史を学びます。 ある日、教室に水が流れ込み、“海の学校”があっという間にアジアの多島海へと変わると、 ワタルはこの島が経験してきた、遠い記憶を知ることになります。
本作で4度目となる犬島での公演。今回の会場は、背景に豊島や小豆島、屋島、果ては高松まで、瀬戸内海を望む浜辺で行いました。
その瀬戸内海の島の一つである犬島を起点に、民俗学や生物学、考古学などをモチーフに、瀬戸内の島々、そこから連なる多島海の歴史を描いています。砂浜の突堤を活かし、全長20mを超す巨大な美術、航行する船や遠くの島の灯りなど、劇場での観劇とは全く異なる体験する演劇です。 また、ゲストにhyslom(ヒスロム)を迎え、山が都市に移り変わる風景の中で活動する、彼らの作品作りの手法も大いに作品に反映されました。
岩村 吉純 森 正吏 金子 仁司 中沢 貴裕 井上 和也
福田 雄一 石本 由美 平野 舞 境野 香穂里 大形 梨恵
吉本 博子 今井 美帆 小倉 智恵 桑原 杏奈 奈良 郁
松本 幸恵 長田 紋奈 岡田 めい 石原 菜々子
伊吹 佑紀子 原田 香織 松本 はるか
hyslom(ヒスロム)/加藤 至 星野 文紀 吉田 祐
KEKE 小松 藍 田中 里衣 樽谷 佳典 新部 聖子
ヒッキー 福岡 嵐 布施 千賀子 星野 詩歩
堀 乃布子 松永 理央 山口 絹丸
構成 | 松本 雄吉 |
---|---|
音楽 | 内橋 和久 |
舞台監督 | 大田 和司 |
舞台美術 | 花谷 秀文 |
美術助手 | 有馬 佐世子 |
照明 |
吉本 有輝子(真昼) 海老澤 美幸 吉田 一弥 伊藤 泰行 PAC West |
音響 | 田鹿 充 大屋 努 SHOUT |
SE | 佐藤 武紀 |
衣裳 | 維新派衣裳部 |
メイク | 名村 ミサ |
舞台スタッフ |
五十嵐 大輔 池田 剛 内田 欽弥 柏木 準人 |
屋台村ディレクター | 白藤 垂人 |
宣伝美術 | 東 學(188) |
写真 | 井上 嘉和 |
ウェブ製作 | 中川裕司(house-A) |
制作 | 山﨑 佳奈子・清水 翼 |
協力 | 高岡 茂 富島 美奈 岡 博史 南田 和紀 王 子穂 藤原 顕太 谷口 あかり (有)河島農具製作所 瀬戸内国際芸術祭サポーター「こえび隊」 犬島町内会 あけぼの丸 岡山市立少年自然の家 シーマン 島食堂 シンエイズシー サポートクルー「みみすまし」 jeanjacques |
2013年10月5日(土)〜14日(月・祝)
岡山・犬島海水浴場
主催 公益財団法人 福武財団 NPO法人アートファーム 維新派
共催 瀬戸内国際芸術祭実行委員会 岡山市
後援 岡山県
助成 平成25年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
動員/3000人