[Story]
少年は、街で、沖縄生まれの祖母を持つヒツジに出会う。
祖母の記憶の大阪をめぐる二人は、街を抜け、路地を走る。街にあふれる高層ビル、標識、インターネット、死者、影、人々の記憶。二人が目にしたのは、現在と過去、虚と実が交差した“オオサカ”だった。
photo:Yoshikazu Inoue
少年は、街で、沖縄生まれの祖母を持つヒツジに出会う。
祖母の記憶の大阪をめぐる二人は、街を抜け、路地を走る。街にあふれる高層ビル、標識、インターネット、死者、影、人々の記憶。二人が目にしたのは、現在と過去、虚と実が交差した“オオサカ”だった。
旅をするように世界各地で野外公演を行ってきた維新派。10年ぶりとなった大阪野外公演は周囲に川が流れ、舞台の奥には大阪の高層ビル群を臨むことができる場所で開催された。ステージには一辺約5mの正方形の「島」が四列×四列の等間隔に並び、役者は「島」から「島」へ飛び移ったり、「島」の間を走り抜けたりと舞台を所狭しと駆け回る。
登場人物が実在の地名や都市名とともに、個人史や自己のルーツを語ることで、それぞれが“都市”に向けたまなざしが舞台上に表れる。
過去から現在へと流れる人々の記憶を重層的に浮かび上がらせ、都市論へと昇華させた作品。
少年 石原 菜々子
ヒツジ 坂井 遥香
少女たち
石本 由美 小倉 智恵 今井 美帆 桑原 杏奈 長田 紋奈
岡田 めい 松本 はるか 中田 美優 日下 七海
男たち
岩村 吉純 森 正吏 金子 仁司 井上 和也 福田 雄一
樽谷 佳典 下村 唯 浪打 賢吾
女たち
平野 舞 大形 梨恵 吉本 博子 奈良 郁 松本 幸恵
伊吹 佑紀子 原田 香織 松永 理央
少年たち
一宮 梓紗 乾 綾子 岩本 苑子 うっぽ 坂井 初音
重実 紗果 園田 裕美 たかはしまな 鳥居 香恵
難波 有 室谷 智子 仇朗
構成・演出 | 松本 雄吉 |
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音楽 | 内橋 和久 |
舞台監督 |
大田 和司 |
照明デザイン | 吉本 有輝子(真昼) |
照明 |
伊藤 泰行 吉田 一弥 岩元 さやか |
音響デザイン |
田鹿 充 |
音響 | SHOUT |
SE | 佐藤 武紀 |
美術製作 | 白藤 垂人 |
衣裳 | 維新派衣裳部 |
衣装協力 | 向 沙知子 |
メイク | 名村 ミサ |
宣伝美術 | 東 學(188) |
写真 | 井上 嘉和 |
ウェブ製作 | 中川 裕司(house-A) |
屋台村ディレクター | 山本 真一 福岡 嵐 |
舞台スタッフ |
五十 嵐大輔 池田 剛 内田 欽弥 柏木 準人 |
制作 | 山﨑 佳奈子 清水 翼 |
協力 |
大阪府立江之子島文化芸術創造センター アートエリアB1 井上 憲次 岡 博史 木村 文典 南田 和紀 |